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クレジットカードを滞納したらどうなる?信用情報への影響と延滞後の対処法

クレジットカードの支払いを滞納すると、利用代金と合わせて遅延損害金を支払わなければならなかったり、カードやローンの審査に通りにくくなったりとマイナスなことが多いです。

滞納を続けていると一括請求や財産の差し押さえなどが行われ、支払いが遅れるほど好ましくない状況となってしまいます。そういった状況に陥らないためにも、滞納後の流れと対処法への理解を深めておきましょう。

この記事で分かる事

  • クレジットカードの支払いを滞納するリスク
  • クレジットカードの支払いが遅れたときの対処法
  • クレジットカードの支払いを滞納しないための対策

クレジットカードの支払いを滞納するリスク

クレジットカードの支払いを滞納すると、以下のリスクが発生します。

クレジットカードの支払いを滞納するリスク

長期間滞納するほど将来的な影響は大きくなるため、できるだけ早く対応しましょう。

クレジットカードが利用停止になる

クレジットカードの支払いを滞納すると、該当カードの利用停止が行われます。クレジットカードの利用停止が行われると、クレジットカード払いにしていた公共料金などへの支払いも滞ってしまうため注意が必要です。

なお、利用停止になる時期はカード会社によって異なります。JCBカードでは、支払日に振り替えができなかった場合、お支払いの確認ができるまで利用が制限されます。その後、JCBにて入金確認した翌日から、カードの利用が可能です。JCBで入金確認できるまで、お支払いされた日から3~4営業日後となります。

遅延損害金がかかる

遅延損害金とは、支払いが間に合わなかった際に発生する利息のことです。遅延損害金は支払いが遅れた月の支払金額に対して、クレジットカード会社が決めた利率で計算します。計算方法は、以下の通りです。

元金×利率÷365日×支払期日後経過日数

JCBでは会員規約に基づき、原則として2ヵ月後以降が遅延損害金の請求対象です。お支払い日に支払いができなかった場合、その翌日から、JCBがご入金を確認した日まで利息が発生します。

信用情報機関に滞納の履歴が残る

クレジットカードの滞納情報は信用情報として、信用情報機関に記録されます。信用情報とは、クレジットカードや各種ローンなどの契約内容や支払状況などの客観的な取引事実に基づいた個人情報のことです。審査の際には、クレジットカード会社が信用情報機関に照会を行い、クレジットカードの利用履歴や過去のトラブルなどを確認しています。

信用情報に支払いを滞納した記録が残っていれば、以下の契約を行う際の審査に影響を与えてしまう可能性があります。

審査に影響を与える契約の例

  • クレジットカードの新規発行や更新
  • 住宅ローンや自動車ローン
  • 高額な商品の分割払い申し込み

クレジットカードの支払いを滞納した記録は「異動情報」として記録されます。信用情報機関により異なりますが、異動情報は5年または10年は消すことができないとされているため、今は困らなくても数年後にカードやローンの契約をする際に不便になるケースも考えられるでしょう。

 

クレジットカードの支払い滞納が続くと起こること

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クレジットカードの支払いを滞納し続けると、以下のことが起こります。

  1. クレジットカード会社から連絡がある
  2. 督促状・催告書が送付される
  3. クレジットカードを強制解約される
  4. 未払い分が一括請求される
  5. 裁判所により財産が差し押さえられる

なお、クレジットカード会社からの連絡や書類の送付は、会社により異なるケースがあります。

クレジットカード会社から連絡がある

クレジットカードの引き落としができなかった場合、カード会社から電話や郵便で支払いができていない旨の連絡があります。

電話と郵便、いずれにおいても「◯月分の利用代金の支払いが遅れている、期日までに支払いをしてほしい」といった内容です。速やかにクレジットカード会社が指定する口座に滞納した利用代金を振り込みましょう。

督促状・催告書が送付される

クレジットカード会社からの連絡がきても支払いをしていない場合、カード会社から督促状や催告書が送付されます。

督促状(とくそくじょう)とは、サービスに関する料金の支払いを催促する書類です。内容は、カード会社から支払いを求める文書に請求金額や支払期限が記載されています。

催告書(さいこくしょ)とは、料金の支払いを催促に加えて、滞納が続けば法的措置をとる旨が記載された書類です。

いずれも支払いを促すものですが、催告書は法的措置を取る前の最終通告といえます。

クレジットカードを強制解約される

督促状や催告書が届いても支払いをしていない場合、利用停止されていたクレジットカードが強制的に解約されます。

クレジットカードが強制解約されてしまうと、該当のカードは今後利用できません。滞納をした時点で新たなクレジットカードの発行は難しくなり、支払いは、現金またはデビットカードなどクレジットカード以外での支払いを検討する必要があるでしょう。

未払い分が一括請求される

クレジットカードが強制解約されたあとも支払いの催促は続き、最終的には未払い金が一括で請求されます。

この時点で支払いをしなかった場合、裁判所からの督促状が届くことが一般的です。

裁判所より内容証明郵便で送られてくる書類は、誰から誰へ、いつどのような内容の文書を送付したかを証明できるものであり、宛名の本人が直接受領のサインをします。そのため「受け取っていない」と主張することは難しくなります。

裁判所により財産が差し押さえられる

クレジットカード会社からの連絡、督促状と催告書を受け取ったあとも支払いをしなかった場合、最終的に給与や預貯金といった財産の差し押さえが行われます。給与の差し押さえは、社会保険料や税金を控除した「手取り額」に対して定められた割合の金額が対象です。

差し押さえは、未払い分が完済するまで継続します。

関連記事:【2024年最新】人気クレジットカードランキングBEST10

クレジットカードの支払いが遅れたときの対処法

「ほかの支払いと重なり、引き落としができていなかった」「うっかり残高不足にしてしまった」いずれの場合も、まずはクレジットカード会社に問い合わせましょう。

クレジットカード会社に電話をして、振込先や期日などを確認したうえで、指定の口座へ振り込みます。クレジットカード会社からの連絡を待つのではなく、支払いが遅れていると気づいた時点で連絡しましょう。

クレジットカードの滞納が長期間続いてしまい、どうしても払えないときの最終手段として、債務整理をすることも考えておきましょう。

クレジットカードの支払いを滞納しないための対策

支払いの滞納は、事前の対策で防げる可能性があります。支払方法の見直しや、スマートフォンの通知を設定して、支払いの滞納を防ぎましょう。

残高不足にならない工夫をする

残高不足の経験がある人は、口座設定で対策をしてみましょう。主に、2種類の対策ができます。

1つ目は、利用代金の引き落としの前日までに、給与などが振り込まれる口座からクレジットカードの引き落としが行われる口座に、自動振替で一定額振り込まれるように設定する方法です。毎月の利用代金に大きな差がない場合、少しだけ余裕をもった金額を振り込むようにすると、残高不足になることはないでしょう。

2つ目は、給与が振り込まれる口座と、クレジットカードの利用代金が引き落とされる口座を同一にしておくことです。給与が振り込まれる口座から引き落としができれば、クレジットカードの利用代金が増えたときでも、給与が振り込まれたあとであれば残高不足を防げる可能性があります。

金融機関で口座振替手続きをするといった手間はかかりますが、一度設定をしておくと残高不足や滞納のリスクを減らせます。

支払い方法の変更を検討する

利用代金が大きくなり支払いが難しいときは、分割払いやリボ払いといった一括払い以外を検討してもよいでしょう。

分割払いとは、サービス利用代金を指定した回数で分割して支払う方法です。3回以上に分割した場合は、サービス利用代金に加えて分割手数料が必要となります。

リボ払いは、サービス利用代金に金利を加えた金額を毎月一定金額に分割して支払う方法です。

手数料や金利の支払いは必要になりますが、利用代金の支払いを滞納してしまいそうなときの手段として、無理のない範囲で検討してみてもよいでしょう。

PUSH通知やメールの設定をする

クレジットカード会社の会員専用サービスでは、その月の引き落とし予定代金と支払日、利用明細、一定額の利用した際の通知する機能を提供しているケースがあります。スマートフォンのPUSH通知やメールを活用すると、使い過ぎや残高不足を事前に防げるでしょう。

関連記事:クレジットカードの限度額とは?仕組みと増枠する方法を解説

会員専用アプリで利用状況を確認できるエポスカードを使う

マルイのエポスカードの注目すべきポイントは

  • 即日発行できる
  • 年会費が永年無料
  • 年会費が無料なのに海外旅行保険の補償が手厚い
  • 年に4回マルイで10%OFFイベントが開催される
  • 10,000店舗ある優待店でお特な割引が受けられる
  • 年会費無料のゴールドカードのチャンスがある

これらの6点です。 一つずつ見ていきましょう。

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即日で発行できる

通常、クレジットカードは申し込みから受け取りまで数週間かかります。それでも「海外旅行まで日数がないのにどうしよう…」という方もエポスカードはおすすめです。

なぜならエポスカードは最短即日で発行が可能だからです。
マルイの店舗まで行く必要がありますが、インターネット上で申し込んで、審査に通れば、最短即日でクレジットカードを受け取ることができます。

海外旅行や買い物など、急にクレジットカードが必要になる場合にも安心です。

エポスカードの審査時間や即日で入手する流れについては、以下の記事も参考にしてみてください。

年会費が永年無料

これだけ特典があるのに、エポスカードは年会費が永年無料です。
クレジットカードの中には、初年度無料で2年目以降年会費がかかるカードもたくさんありますが、エポスカードの年会費はずっと無料です。

そのため、年に何回かのマルイや優待店での買い物や海外旅行のためだけに、サブカードとして作るのもおすすめです。

年会費が無料なのに海外旅行保険の補償が手厚い

エポスカードは年会費無料で手厚い補償の海外旅行保険が利用付帯で付いています。 旅先で万が一のケガや病気、携行品の損害に対しても補償してくれ安心です。

ただし、エポスカードの海外旅行保険は利用付帯のため、旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をカードで支払うことで海外旅行保険が適用されます。海外旅行に行く際には保険が付帯される条件を事前に確認しておく必要があります。

海外旅行保険には以下のようなものがあります。

・傷害死亡または後遺障害:最高3,000万円
・傷害治療費用:1回の事故につき200万円限度
・疫病治療費用:1回の病気につき270万円限度
・賠償責任(免責なし):1回の事故につき3,000万円限度
・救援者費用等:100万円限度
・携行品損害(免責3,000円):1旅行につき20万円限度(1個・1組・1対あたり10万円限度)

また手厚いサポート体制も整っていて、海外旅行中のトラブルの際には、24時間いつでも日本語で緊急医療アシスタントサービスがあり、病院の紹介から宿泊手配まで対応してくれます。

年に4回マルイで10%OFFイベントが開催される

マルイでは年に4回(3月・5月・9月・11月)開催される「マルコとマルオの〇〇日間」というイベントがあります。
開催日数はその都度異なり、おおむね7~14日間の開催が多いようです。期間中では、いつでも10%OFFの割引を受けられます。

期間中、セール品は値下げ価格からさらに10%OFFとなります。また普段値引きのないショップ等のアイテムも10%OFFになるため、お得に購入することができます。

「近くにマルイがない!」という方もいると思いますが、マルイのネットショップである「マルイウェブチャネル」を使えば、期間中 10%OFFで購入することができます。

10,000店舗ある優待店でお特な割引が受けられる

マルイ以外でも特典が受けられるのがエポスカードのメリットです。他のファッションビルのクレジットカードでは、ファッションビル内の買い物でしかメリットがないことが少なくありません。

エポスカードの特別優待の全国約10,000店舗には、ホテルや旅館、レストランや居酒屋、カラオケ、温泉施設、遊園地等も含まれています。

1.シダックスをはじめカラオケのルーム料金が最大30%オフ
2.エポスの優待サイト「エポトクプラザ」からの購入でイオンシネマがいつでも500円引き
3.タイムズカーレンタルをはじめレンタカーの料金が最大15%オフ

※詳細に関しては公式サイトを参照してください。

これらのように仮にマルイが近くになくても、十分特典を活用できます。

年会費無料のゴールドカードのチャンスがある

「どうせ持つならステータスにもなる、ゴールドカードがいい」という方にとって、エポスカードは特におすすめのカードです。

エポスカードのワンランク上「エポスゴールドカード」は、還元率が高くとにかくスペックが優秀。エポスカードで利用実績を積めば、そのハイスペックなエポスゴールドを年会費無料で招待してもらえるチャンスがあるためです。

エポスゴールドの通常年会費は5,000円ですが、年間の利用金額が50万円以上になると、翌年以降の年会費が無料になります。

普段の買い物や光熱費などの生活費をエポスカードで支払えば、「50万円」は決して難しい金額ではありません。

エポスゴールドカードを持っていると国内の空港ラウンジが無料で使用できたり、ポイントの有効期限が通常の2年間から有効期限なしになったりと、ますますメリットが大きくなります。

そんなメリットの大きいエポスゴールドカードについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。メリットやおすすめの人など本記事よりもより詳細に解説しています。

【持ってて損はしない】エポスカード

公式サイトを確認する

滞納しないようにクレジットカードを利用しよう

クレジットカードの支払いを滞納すると、遅延損害金が発生して通常よりも多くの利用代金を支払わなければなりません。滞納する期間が長いほど事態は深刻化し、最終的には給与や預貯金が差し押さえられる可能性もあります。

クレジットカードの支払いが遅れたときは、まずカード会社に連絡してください。いつまでに支払えるかを伝えて、カード会社が指定した口座にできるだけ早く振り込みましょう。残高不足になりがちな人や、ついクレジットカードを使い過ぎてしまう人は、支払いが滞納しないように会員専用サービスを活用するとよいでしょう。

よくある質問

信用情報のブラックリストとは何ですか?

信用情報機関には、「ブラックリスト」と呼ばれるリストは存在しません。しかし、信用情報に滞納や支払遅延の記録があることをブラックリストと呼ばれ、一般的な表現として広まっていると考えられます。

クレジットカードの支払いを滞納するとローンが組めなくなりますか?

クレジットカードの支払いを滞納すると、信用情報に記録されます。このことから、各種ローンの契約に不利になる可能性はあるでしょう。ローンの契約は、信用情報機関だけではなく、金融機関やクレジットカード会社の判断も含まれるため、絶対に審査に通過しなくなるとはいえず、総合的に判断されるといわれています。